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英語育児スタートガイド:バイリンガルママが教える成功とタイミングのコツ

こんにちは。帰国子女のMiaママです。

小学3年生の娘をバイリンガルにするために、日々、奮闘しています!

本記事では、「いつ頃が英語を始めるベストタイミングなのか?」というご質問に対し、Miaママが実体験を元にその成功のタイミングとコツをご紹介します。

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お風呂に入りながら幼少期から英語に親しむMia
目次

はじめに:英語育児を始めるタイミングが重要な理由

英語育児を始めるタイミングが大切な理由は、子どもの言語発達において特定の時期が特に重要であるためです。

言語発達の「臨界期」が存在する

子どもの脳は、幼少期に言語を学ぶ能力が最も高まります。この「臨界期」(Critical Period)と呼ばれる時期は、特に0~6歳の間に当たります。この時期には、音を聞き分けたり、新しい発音や文法パターンを習得したりする力が非常に強いのです。

  • 早く始めるメリット: 幼少期に英語に触れることで、ネイティブに近い発音や自然な言語感覚を身につける可能性が高まります。

聴覚と発音の敏感期

生まれたばかりの赤ちゃんは、どんな言語の音も聞き分けられる能力を持っていますが、成長とともに母語に特化した聴覚を発達させていきます。

  • タイミングを逃すと: 聴覚が母語に偏るため、新しい言語の音を聞き取るのが難しくなり、発音の習得にも苦労することがあります。

言語への抵抗が少ない時期

幼い子どもは新しいことに対する抵抗感が少なく、遊びの延長で楽しく言語を吸収します。この柔軟な時期に英語を取り入れると、無理なく興味を持ち続けられる可能性が高まります。

  • 遅くなると: 小学生以上になると、新しいことへの拒否感が出たり、「英語=勉強」と捉えがちになったりします。
Miaママ

実際に、友人の小3の娘さんは、英語を習おうとしたら、すでに嫌がってスクールにも通えなかったらしいですよ。特に女の子は成長が早い!最近では幼児期から英会話スクールに行く子も多く、すでに「得意」としている子の中に入っていくことに抵抗が出てきたりするみたいです。

ママ友

プライベートレッスンか、同学年の初心者クラス探すわ・・・。

言語習得が生活習慣に溶け込みやすい

小さいうちに英語育児を始めると、家庭での会話や遊び、絵本の読み聞かせなどに自然に英語を取り入れやすくなります。これが長期的に英語力を高める土台を作ります。

  • : 毎朝「Good morning!」と言ったり、英語の歌を日常的に流したりするだけで、英語が「特別なもの」ではなく「当たり前のもの」になります。

バイリンガル脳の形成

幼少期から複数の言語に触れると、脳の中でそれぞれの言語を効率的に切り替えられる「バイリンガル脳」が育ちます。これは、記憶力や集中力、問題解決能力の向上にも寄与すると言われています。

ベストなタイミングは?年齢別ポイント

0~3歳(言語発達のゴールデンタイム)

言語の音を最も吸収しやすい時期。英語の歌や絵本を取り入れるのに最適。「フォニックス」や「絵本の読み聞かせ」を通して、音と単語に慣れる

  • 言語の音を最も吸収しやすい時期。英語の歌や絵本を取り入れるのに最適
  • 「フォニックス」や「絵本の読み聞かせ」を通して、音と単語に慣れる

4~6歳(アウトプットが増える時期)

  • 幼稚園や保育園での生活と並行して英語を取り入れる方法
  • 英語の簡単な会話や遊びを通じた実践的な取り組みできる

7歳以上(自分の意志で学べる時期)

  • 学校の勉強と並行して英語を学ぶ工夫が必要
  • その子のレベルにあった英語教室を活用する

実体験:バイリンガルママの成功例

ママ友に良く聞かれるのが、

ママ友

うちの子、まだ日本語も話せないんだけど、いつ頃から英語始めたらいいと思う?

という質問。

私はいつも、

Miaママ

日本語がある程度発せられるようになったら始めてOK!でも、もし始めたならば、ずっと続けないと意味ないよ!

と答えます。

なぜある程度日本語が発せられるようになってからなのか?

まだ日本語が頭の中で認知できてある程度確立されていないと、日本語自体の習得が遅くなるからです。ハーフの子で言葉を話すのが遅い子が比較的多いのはそのためだと思われます。

片親が日本語で、片親が英語で同時に語り掛けられると、やはり区別がつかなくなったり、2つの言語を一度に習得する分、どちらもなかなか出てこなくなってしまうのです。

第一言語が発せられるようになることは、とても重要。言いたいことが思うように伝わらないと、イヤイヤ期も酷くなるため、ママやパパにとっても、早めに子供が自由に意思が伝えられるようにしておいてあげるのは、とても重要なこと。

第一言語がある程度習得できていると、第二言語が入ってきても、これは日本語、これは英語、と感覚的に綺麗に整理ができるようになります。

私の娘の場合も、まずは0歳の時から徹底的に日本語を教え込み、とにかく早くお話ができるようにしました。

結果的に、10カ月で「ば~!」など発し始め、1歳で簡単な会話ができるようになりました。

英語を始めたのは、1歳半からです。1歳10カ月から英語のスクールに週2回通い始めました。

英語は途中で辞めたらゼロになる?!!

私の周りには、帰国子女の友人が沢山います。良く聞くのが、「幼稚園は海外で過ごしたのだけれど、日本に帰国したら嘘のように忘れて、英語を話していた記憶すらない。」「うちの息子、海外生活が長くて英語しか話せなかったから、帰国して日本語ができないのをこ心配していたのに、今ではあの時の心配はいったい何だったんだ?って言うくらい、今では英語できない」というコメント。

海外生活6年だった私もそれは良くわかります。文法から取得したのではなく耳から英語を取得した人は、やはりしばらく英語を聞いていないと、急に英語を聞いても耳に止まらなく、スーっと抜けていく感覚に陥ってしまうのです。だから、「あれ?今何て言った?」みたいに、少し前までわかっていた英語が急にできなくなるのです。一方で、英語を映画を一本見た後に海外旅行などに行くと、英語耳に戻って何事もなかったかのように英語を話しだしたりします。

おわりに:英語育児を始めるなら、早期がオススメ!

英語育児を始めるタイミングは、早期がオススメです。

日本語をある程度発し始め、ずっと続ける決心がついたらはじめ時!

英語育児は完璧を目指す必要はなく、楽しみながら続けることが大切です。親が楽しむと子供も楽しむ。そして英語が好きになる。好きになったら、小学生高学年や中学生くらいになったら放っておいてもどんどん一人で勉強しちゃいます。

Miaママ

本記事が少しでも、バイリンガル子育てのお役に立ちますように!

この記事を書いた人

小学3年生の娘の子育てに奮闘する、帰国子女ママ。

娘をバイリンガルに!をモットーにあれやこれやトライの結果、幼稚園年中で英検4級合格に成功。

楽しみながら子育ての中に英語を取り入れる方法をお送りします♪

【Miaママの経歴】
中学・高校時代
父親の仕事の都合によりアメリカへ移住。

大学時代
日本の大学に進学

就職
語学力を活かすため、外資系IT企業に就職。

転職
コンサルタント業が合わず、ベンチャー企業のマーケティング部へ転職。

花留学
仕事の過労により体調を崩したため、かねてから憧れていたイギリスで1年間の花留学を決意。

帰国後
外資系メーカーでオーストラリア人付きの社内通訳・翻訳者として勤務。

再転職
外資系IT企業のマーケティングエクスパートとして10年間勤務。

結婚と出産
結婚・出産を機に専業主婦となり、子どもの英語教育に注力。

再就職
娘の小学校進学を機に、外資系IT企業に再就職

現在
自分流のやり方で、子供向けに英語を教えたいという思いから、少人数制の子ども向け英会話・英語クラスの立ち上げを計画中。

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